『顔が違うし、こんなん無理やけど…』そう言いながら見せてくれた一枚の写真
- Takemi Kaneko

- 7月3日
- 読了時間: 3分

「出来ひんと思うけど・・・」
なんて言う必要はありません!
今はスマートフォンで、
簡単にヘアスタイルを探せる時代になりました。
ご来店されるお客様も、
「こんな感じにしたいんです。」
と、写真を見せてくださることがよくあります。
でも、そのときに決まって添えられる言葉があります。
「私、おばちゃんやし全然違うけど…。」
「顔が違うし、こうはならへんけど…。」
「若い子やし、参考にならんかもしれんけど…。」
大体こんなニュアンスで、
少し恥ずかしそうに笑いながら見せてくださるんです。
そして不思議なことに、
その写真はほとんどが自分より若い女優さんやモデルさん。
「こんな雰囲気、素敵やな。」
と感じた一枚なんだろうなと思います。
でもね、私はその写真を見て、
「そんなの無理ですよ。」
なんて思ったことは一度もありません!
まず私が見ているのは、
その写真の人の顔ではなく、ヘアスタイルだからです。
前髪の長さなのか。
丸みのあるシルエットなのか。
襟足の軽さなのか。
トップのふんわり感なのか・・・
お客様が「素敵だな」と感じたポイントを読み取ることが、
私たち美容師の仕事です。
「美容師が写真で見ている5つのポイント」
美容師は写真を見ると
前髪
シルエット
丸み
質感
ボリューム
ここを見ています。
「この前髪が好き」「この丸みが好き」
などと一言添えていただけると、
だから、「顔が違うから…」と
遠慮する必要は、全くありません!
その写真を選んだということは、
「こんな雰囲気になれたらうれしい。」
「こんな自分になってみたい。」
そんな気持ちがあるということです。
私は、その気持ちをいちばん大切にしたいと思っています。
髪型は、その人らしさを変えるものではなく、
「なりたい自分」に少し近づくためのものだから。
もちろん、髪質や骨格は一人ひとり違います。
だから写真とまったく同じにはならないかもしれません。
でも、その人に似合うようにアレンジしながら、
「こんな雰囲気になりたかった」を叶えていくことはできます。
「こんなん無理やと思ってたけど、思っていた感じになった。」
そんな言葉をいただけると、私もうれしくなります。
次に美容室へ行くときは、
ぜひ気になるヘアスタイルの写真を見せてください!
「顔が違うし…。」
そんな一言は、なくても大丈夫です。
私は写真の向こうにいるモデルさんを見ているのではありません。
その一枚を選んだあなたの「なりたい」を見ています。
遠慮も言い訳もいりません。
その一枚が、あなたらしい素敵な髪型への
スタートになるかもしれません。

美容室では、
「うまく伝える」より
「なりたい気持ち」を持ってきてください。
あとは美容師が、一緒に形にしていきます!




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