ふたりの距離、ひとさじ分|ヘナ物語【甲賀市】
- Takemi Kaneko

- 4月2日
- 読了時間: 2分

「ただいま」
つぶやくような、小さくて元気のない声。
──それは、自分でも気づいてる。
玄関の靴は、いつもきれいに揃ってる。
食卓には、いつもの手料理と味噌汁の湯気。
テレビではニュースが小さく流れてる。
うちの嫁は、ようしゃべる。
晩ごはん作りながら、テレビ観ながら、
俺が返事せんでも、勝手に喋ってる。
だからつい、聴き流す癖がついた。
その夜。寝る前に、嫁がぽつりとこぼした。
「今日な、いつも行ってるジャムっていう美容室で──
はじめてヘナってやつしてもろたんよ。
……でもなんか、全然気づいてくれへんのやなぁって。」
嫁が美容室に行ってきたことくらい、見りゃわかる。
けど、別に言わない。いつものことやし。
ただ、その時。
背中を向けて、冗談めかして言った声が、
なんかちょっと、寂しそうで。
なんでやろ──胸が、きゅっとなった。
次の朝。
コーヒーを淹れたのは、俺の方やった。
嫁の整えられた髪が、耳にかけられ
朝日を浴びて、ふわっと艶やかやった。
……そやな。ちゃんと見たってなかったな。
「髪、なんか、おまえ、ずいぶん若く見える……っていうか。
……あれやな、ジャムっていう美容室、上手いんやな。」
振り返った嫁は、びっくりした顔したあと、
そっと──にっこり、笑った。
ほんの一言が朝のコーヒーを、
ちょっと特別な味に変えた。
👉ふとした瞬間に👉誰かの言葉がやさしくなる
そんな変化が、少しずつ増えていきます。
・ツヤが出る・やわらかく見える・「なんかいいね」と言われる
もし今
👉「最近、ちゃんと見てもらえてない気がする」
👉「なんとなく元気が出ない」
そんな気持ちが少しでもあるなら
「ヘナってどんな感じ?」と質問だけでも大丈夫です。
お気軽にご相談ください。
“ひとこと”が変わる髪もある。






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